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「男女平等」をすすめる「男女共同参画社会」の実現をめざす活動


by kyodo-sankaku

千葉県の人権・男女平等教育に関する要望書

★ 千葉県の人権・男女平等教育に関する要望書

<この要望書の賛同個人・団体を募ります。しめきり 2010年1月10日
賛同のしかたは、一番下に記載あり。 >


県知事 森田健作様
教育長 鬼沢佳弘様

千葉県の人権・男女平等教育に関する要望書

私たちは行政主催の講座などをきっかけに、日本社会の中で重要な課題
となっている男女平等・男女共同参画を実現していくための地道な活動を
してきた団体・個人です。
 男女共同参画社会基本法が制定されても、まだまだ働く場での男女平等
が達成されているとはいえません。就職時や賃金や法律(結婚年齢、離婚
から再婚までの期間)にも男女差別があります。また、政策・方針決定の場
に女性が非常に少なく、国連のジェンダー開発指数は低いままとなっていま
す。
中でも人々の男女の固定的役割分担に関する意識は根強く、男女平等の実
現を阻害しています。
 日本の学校の名簿は、男女別・男が先・女が後という時代が長く、それが当
然のこととして受け止められてきましたが、世界女性会議などを通して世界の
学校の現状では、男女別名簿は非常に少数であること、義務教育と高校生活
12年間の中で、知らず知らずに男女に分ける考える方や、「男子が女子より先」
の意識を植え付けられてきた側面があることが指摘されるようになりました。
男女別名簿を支持する方々は「差別ではない、単に区別だ」と主張しています
が、子どもたちの身近なところから男女差別をなくしていくという混合名簿の真
の意義は社会でも広く支持されているところです。
 しかるに、12月県議会の一般質問で「男女混合名簿の使用をやめるように」
という質問が出され、教育長は、総合計画の中で検討すると答弁されました。し
かし、教育長自身がその答弁の中でおっしゃっているように、学校の名簿は男
女共同参画に意識が向くための一つのきっかけとして導入され、ようやく定着し
てきたところです。
 民間団体の調査に答え、先生方からも、「教育のあらゆる場面で、教師も子ど
もたちも保護者も、常に男女を分ける意識と習慣がすりこまれ、男子は~、女子
は…と注意したり、男女別に作業分担をしたり、男女に分けて考えがちな意識に
気づかされた」との声が寄せられています。
 社会の要請により、導入され、定着しはじめたばかりの男女混合名簿を、廃止
することがないように強く要望いたします。
                               男女共同参画をすすめる会

  賛同者・団体
  * 賛同のしかた
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          賛同個人の場合 お名前 あれば、所属
          賛同団体の場合 団体名 代表名 

by kyodo-sankaku | 2009-12-26 19:46